新米

実りの秋の最大のごちそうは、なんといっても新米です。
おいしく炊いて、食欲の秋を満喫しましょう。

新米イメージ

新米のおいしい炊き方

炊飯器を使ったおいしい新米の炊き方です。

1.米を量る
炊飯器に付属の計量カップ(1合=180ml)で、すり切りにして正確に量ります。
なお、料理用の計量カップは200mlで、お米用とは違うので注意しましょう。

2.米を研ぐ(洗う)
米に残ったヌカや汚れを取るため、水を4~5回入れ替えながら手早く洗います。
今は精米技術が進んでいるので、力を入れて洗う必要はありません。素早く洗うほうが大切で、目安は3分以内です。
無洗米は洗う必要がありません。

3.水加減をし、水につける
新米の水加減はやや少なめにして、1時間程度水につけておきます。十分吸水すると、芯のないふっくらとしたごはんに仕上がります。
無洗米の場合は、水加減はやや多めです。

4.炊いて蒸らす
スイッチを入れて炊き始め、炊き上がったらふたを開けずに10~15分ほど蒸らします。
最近の炊飯器は蒸らし工程まで含んで炊き上がりを知らせるものもあるので、ご自分の炊飯器の説明書で確認しましょう。また、そのまま保温しておくとべたつくので、新米の味を楽しむなら蒸れた後、スイッチを切ります。

5.混ぜる
蒸らしが終わったらふたを開けて、しゃもじで空気を入れるようにふんわり混ぜます。ごはん粒をつぶさないように、釜の底の方から大きく掘りおこすようにします。

炊き上がった新米は、粘りがあってピカピカ。何杯でも食べてしまいそうです。

玄米・胚芽米・白米

米は、精米の仕方で味も姿も栄養分も変わります。いろいろ試してみるのもおすすめです。

精米イメージ

玄米

精米時にもみがらだけを除いた米。ヌカや胚芽が残っているので、でんぷん、たんぱく質、繊維、ビタミンを多く含み、生活習慣病予防やダイエットのために食べる方も増えています。

胚芽米

特別な精米機で精米し、胚芽の保有率は80%以上です。白米よりビタミンB1、ビタミンEが豊富で、玄米より食べやすいです。

白米

玄米からヌカと胚芽を取り除いたものです。栄養分はやや失われますが、消化はよく、見た目も白くきれいで、口あたりもよくおいしいです。

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