日々の便り

2015年11月22日

収穫に感謝して、おいしい新米と糠漬けの話。

11月23日は、二十四節気の「小雪」、七十二候では「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」になります。「小雪」は、冬とはいえまだ雪はさほど多くないという意味ですが、木々の葉が落ち、山には初雪が舞い始めます。
「虹蔵不見」は、冬の日差しが弱まって虹が見られなくなる頃ということです。「虹蔵不見」の「蔵」には潜むという意味があります。

また、今日は、「勤労感謝の日」。1948年(昭和23年)に「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」として祝日に制定されました。もともとは神様に新米を供えて感謝する「新嘗祭」の日で、人が新米を食べるのは、神様にお供えしてからだったそうです。
「新嘗祭」は宮中祭祀の中でも最も重要なものとされていますが、宮中だけでなく、新穀を神様に捧げることは広く行われており、各地に残る農耕儀礼にもその名残りが見られます。代表的なものに、能登半島の「アエノコト」や東日本の「十日夜」などがあります。

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さて、稲は米を収穫するだけでなく、糠(ぬか)やわらなどの副産物も生み出してくれます。米を精米するときに出るのが糠ですが、この糠にも様々な利用法があります。糠漬けなどはその代表格。炊きたてごはんとおいしい糠漬けがあれば、何杯でも食べられるという方も多いはず。糠の利用法と、糠漬けの漬け方をご紹介しています。「土鍋ごはん」の炊き方と合わせてチェックしてみてくださいね。

【食の歳時記・旬の味】糠漬け
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_fuyu/2017-112110.html
【食の歳時記・旬の味】土鍋ごはん
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_aki/2018-052715.html
【暮らしを彩る年中行事】勤労感謝と新嘗祭
https://www.i-nekko.jp/matsuri_asobi/matsuri_fuyu/kinrou-kansha/
【季節のめぐりと暦】二十四節気
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/
【季節のめぐりと暦】七十二候
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/

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