3月10日から七十二候の「桃始笑(ももはじめてさく)」になります。桃の花が咲き始める頃という意味で、花が咲くことを「笑う」と表しているところが素敵です。そういえば、春の季語として「山笑う」という言葉もありますが、若葉や春の花に彩られた山々はまるで、微笑んでいるような優しい表情を見せてくれます。
また、3月11日には東日本大震災から5年の節目を迎えます。被災地にも春の花が咲き始めていることでしょう。
桃の生産地は桃の花が咲き誇る、絶好の桃の花見スポットになります。東北地方では福島県福島市の花見山公園は、花木生産農家の集落なので、さまざまな花が咲き競うそうです(写真は花見山公園の満開のときの様子です)。この季節、ぜひ、訪れてみたいところのひとつです。
ご近所の庭先や公園でも、枝に可憐な花をつけている木々をよく見かけるようになりました。遠目に見ると「あれは梅?桃?桜?」とはっきりしないことがよくあります。梅、桃、桜は、日本の春の花の代表格。これらは、みな「バラ目・バラ科・サクラ属」の花なので、よく似ていて見間違える人もいます。いずれも一重の花は花弁が5枚なので、見分けるポイントは花のつき方と花弁の形。見分け方のポイントをまとめましましたので、参考にしてくださいね。
【暮らしの中の歳時記】梅・桃・桜の見分け方(リンク)
https://www.i-nekko.jp/matsuri_asobi/matsuri_haru/2019-022610.html
【季節のめぐりと暦】七十二候
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【暮らしの中の歳時記】梅・桃・桜の見分け方
https://www.i-nekko.jp/matsuri_asobi/matsuri_haru/2019-022610.html
2016年03月09日