日々の便り

2016年03月24日

七十二候「桜始開」。桜にまつわる美しいことばを知っていますか?

3月25日から、七十二候では「桜始開(さくらはじめてひらく)」になります。
今年は3月19日に福岡と名古屋で、全国に先がけ桜の開花を発表。福岡は平年より4日、昨年より3日早く、名古屋は平年より7日早く、昨年より2日早い開花となっています。
東京も21日に開花宣言が出され、桜前線は着々と北上中。日本中が待ち望む、お花見の季節の到来です。

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都内ではこの週末頃が満開の時期と予想されているので、お花見の計画をしている方も多いでしょう。
花見の歴史は古く、平安貴族たちは桜を春の花の代表格として愛で、歌を詠み、花見の宴を開いて楽しんだそうです。江戸時代からは庶民の春の行楽としても親しまれるようになりました。江戸時代は、園芸が盛んになった時代でもあり、桜の品種改良が進んだことで、身近な場所でお花見が楽しめるようになったのです。三代将軍家光が上野や隅田河畔に桜を植え、八代将軍吉宗は飛鳥山を桜の名所にし、花見の場も増えました。これらは今でも東京のお花見の名所になっています。

このように桜は古くから親しまれており、春の気候や情景を表すことばにも「桜」が使われているものがたくさんあります。例えば、満開時期の「こぼれ桜」、散りゆく様の「花筏」や「花吹雪」、夜桜見物では「花冷え」の中、幻想的な「花明かり」を楽しむなんてお花見はいかがですか。
桜にまつわる美しいことばやお花見の歴史などについてご紹介しています。

【季節のめぐりと暦】七十二候
http://i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【暮らしの中の歳時記】桜にまつわることば
https://www.i-nekko.jp/chie/kotoba/2018-060617.html
【暮らしを彩る年中行事】お花見
https://www.i-nekko.jp/nenchugyoji/ohanami/
【暮らしを彩る年中行事】桜の種類
https://www.i-nekko.jp/nenchugyoji/ohanami/sakura/
【四季と行事食】桜餅
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_haru/sakuramochi/

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