日々の便り

2016年04月24日

旬のあさりを獲りに行こう!潮干狩りのシーズン到来

4月25日から七十二候では「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」になります。ようやく霜が降りなくなり、苗代では種もみが芽吹いて青々とした苗に育っていく頃という意味です。そろそろ田植えの準備が始まり、忙しくも活気に満ちた農家の様子が目に浮かぶようです。 

さて、この時期ならではの楽しみの一つに「潮干狩り」があります。
潮干狩りが庶民の娯楽となったのは江戸時代。以来、大人も子どもも楽しめる春のレジャーとして人気です。
主にれるのはあさりですが、あさりが太るのは春と秋。海の水も温み始める今頃があさりの旬です。あさりは古代から食用とされており、どこの干潟でも漁ると手軽に獲れたから「漁る」が転じて「あさり」になったといわれています。運が良ければはまぐりなども獲れるかもしれませんね。

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潮干狩りにベストなのは春から夏の大潮の日。干潮の2時間前から干潮までの時間帯で楽しむのがポイントです。
海上保安庁では日本の各管区の「潮干狩り情報(カレンダー)」をHPで提供しています。
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/JODC/SODAN/shiohigari_calender/default.htm

ちなみに東京湾での次の大潮は5月の6日から10日の昼前後です。
せっかく出かけたならたくさん獲って帰りたいもの。持ち物などの準備や獲り方のコツをご紹介します。ゴールデンウィークは潮干狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか?

【暮らしを彩る年中行事】ゴールデンウィーク
http://i-nekko.jp/matsuri_asobi/matsuri_natsu/gw/
【暮らしの中の歳時記】潮干狩り
https://www.i-nekko.jp/matsuri_asobi/matsuri_haru/2017-042010.html

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