日々の便り

2017年02月27日

七十二候「草木萌動」。春の訪れを告げる菜の花をおいしく

2月28日からは七十二候の「草木萌動(そうもくめばえいずる)」。草や木がいっせいに芽生える頃です。冬の間にため込んだエネルギーを発散させるように、新芽が生き生きと伸び始めます。草の芽が萌え出すことを「草萌え(くさもえ)」ともいいます。

この時期、花屋さんの店頭にも、色とりどりの花が並ぶようになってきました。もうすぐひな祭りなので、ひな祭り用の桃の花や、鮮やかな黄色い菜の花などが目立ちます。ピンクと黄色のコントラストが明るく、春の訪れを感じさせてくれますね。

pixta_19598328_S菜の花.jpg

特に菜の花は鑑賞するだけでなく、ほろ苦い春の味がする季節の食材でもあります。実は、菜の花とは一つの植物の名称ではなく、アブラナ科の花の総称だそう。ですから、菜の花にもいろいろ種類があり、種類によって観賞用や食用、採油用など、様々に活用されています。

最もなじみ深いのは、菜の花の蕾部分を使った、からし和えなどのお料理ではないでしょうか。和食イメージの強い菜の花ですが、洋食でもおいしくいただけます。簡単レシピをご紹介していますので、ぜひ味わってみてくださいね!

⇒【食の歳時記・旬の味】菜の花
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_haru/2018-052512.html

【季節のめぐりと暦】七十二候
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/ 

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