4月20日は二十四節気の「穀雨」。「雨が降って百穀を潤す」という意味です。
その名の通り、雨が降る日が多くなり、田畑が潤います。春先の変わりやすい天気も安定し、種まきなどに適した季節で農作業の目安とされていました。
農作業では雨はとても重要なものなので、雨を表すことばにも多くの種類があります。ではクイズです。次にあげる5つの春の雨の名前は何でしょうか?
Q1.降ったり止んだりと定まらない雨
Q2.しとしと静かに降る雨
Q3.激しく降るにわか雨
Q4.菜の花などの花々が咲く時期の雨
Q5.花の開花を促すように降る雨
答えは、最後にあります。
四季の雨の名前はこちらでもご紹介していますのでご覧ください。
【暮らしの中の作法】雨の名前
https://www.i-nekko.jp/chie/kotoba/ame/
そして七十二候では「葭始生(あしはじめてしょうず)」になります。
水辺の葭(あし)が芽吹き始める頃で、夏には背を伸ばし、秋に黄金色の穂をなびかせます。
葭は蘆、葦とも書きますが、「あし」が「悪し」に通じるということで「よし」ともいわれ、昔から、「よしず」や「すだれ」などに使われる身近な植物です。
※クイズの答えは順に、「春時雨(はるしぐれ)」「春雨(はるさめ)」「春驟雨(はるしゅうう)」。「菜種梅雨(なたねづゆ)」「催花雨(さいかう)」です。雨の降り方の違いが細やかに感じられる美しいことばですね。
【季節のめぐりと暦】二十四節気
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/
【季節のめぐりと暦】七十二候
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【暮らしの中の作法】雨の名前
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2017年04月19日