日々の便り

2017年05月15日

七十二候「竹笋生」。初夏の味覚、たけのこ料理を楽しもう

5月16日からは七十二候の「竹笋生(たけのこしょうず)」。たけのこが出てくる頃という意味です。たけのこは古来よりまっすぐに育つとあって縁起の良いもの。生命力を凝縮したような身はみずみずしくて野趣深く、シャキシャキとした食感も楽しめます。

竹冠に旬と書いて「筍(たけのこ)」。旬は一旬、上旬、中旬、下旬などというように、10日ほどの期間を表す言葉です。たけのこは成長が早く、10日ぐらいで竹になってしまうのでこの字が当てられたそうです。
竹にも種類があり、孟宗竹(もうそうちく)は3月中旬から5月にかけて旬になります。その後、淡竹(はちく)、真竹、根曲がり竹が旬を迎えます。孟宗竹は地面から穂先を出さないうちに掘り出したものはアクがないそうですが、陽にあたってしまうとアクが回ります。

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新鮮な皮付きのたけのこが手に入れば、甘みがあって香りの良いたけのこ料理を家でも楽しめます。たけのこはアク抜きが肝心。アク抜きの仕方をいくつかご紹介します。ゆであがったたけのこは部位ごとに使い分けるのがおすすめ。姫皮は薄切りにして和え物やみそ汁に。一番おいしい穂先は煮物や吸い物に。根元は歯ごたえが良いので煮物や炒め物、たけのこごはんなどで存分に味わいましょう。

【食の歳時記・旬の味】たけのこ料理
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_haru/2018-052509.html
【四季と行事食】筍
https://www.i-nekko.jp/mikaku/mikaku_haru/takenoko/
【季節のめぐりと暦】七十二候
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/

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