早咲きの河津桜の発祥の地、伊豆の河津町では毎年2月10日から3月10日まで、「河津桜まつり」が開催されます。祭り期間中には100万人が訪れるといわれる人気スポットです。
染井吉野より一足早く咲く河津桜で、春を感じてみませんか?
河津桜は、開花時期が早いだけでなく、開花期間も約1か月と長く、花が大きくピンク色なのが特徴です。河津町内に約8,000本、河津川沿いには約4kmにわたり800本以上の河津桜があり、延々とピンクの花が続く様子は圧巻です。夜にはライトアップされ、美しさもひとしお。
河津川の両岸には遊歩道があり、桜並木をそぞろ歩くだけでなく、地元の特産品などの出店も立ち並び、お祭りムードも満点です。
河津桜は、早咲きのオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の自然交配種と推定されています。1955年に偶然発見されましたが、原木が発見者である河津町の飯田家に現存しています。樹齢65年以上と思われる大木で、満開になると美しさにも迫力が感じられます。この原木から全国に河津桜が広まっていきました。
一足早く春を満喫したい方は、出かけてみるのも良いですね。
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2019年02月09日