日々の便り

2020年03月19日

二十四節気「春分」。七十二候では、すずめが巣を作り始める「雀始巣」

3月20日は春分の日で、二十四節気の春分に入ります。春分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に昼の時間が少しずつのびていきます。
春分の日を中日とした7日間が春彼岸で、「暑さ寒さも彼岸まで」というように、春めいた日が多くなっていきます。

この時期に咲く花のひとつに牡丹があります。大きくて華やかな牡丹の花は、春の日差しの中でひときわ印象的ですね。
この牡丹の花にちなんで名づけられた「ぼたもち」は、春彼岸の食べものとしても親しまれています。お彼岸の食べものといえば「おはぎ」もありますが、ぼたもちとおはぎは基本的に同じ和菓子で、季節によって呼び分けるようになったそう。季節感を大事にする日本の文化を感じますね。
【食の歳時記・旬の味】おはぎ・ぼたもち
https://www.i-nekko.jp/shoku/2018-052711.html

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また、七十二候では「雀始巣(すずめはじめてすくう)」になります。すずめが巣を作りはじめる頃で、多くの小鳥たちが繁殖期を迎えます。
すずめは収穫期に稲を荒らすことから、害鳥とみなされることもありますが、春から夏は稲につく有害な虫を食べてくれます。ちゅんちゅんと鳴きながら落ち着きなく飛び回る姿は愛らしくもあり、暖かな日差しを浴びてびて無邪気に遊んでいるかのように見えます。
【暮らしの中の歳時記】すずめ
https://www.i-nekko.jp/kurashi/2019-032210.html

【季節のめぐりと暦】雑節/彼岸
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/zassetsu/higan/
【季節のめぐりと暦】二十四節気
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/
【季節のめぐりと暦】七十二候
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/

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