日々の便り

2020年07月14日

先祖の霊を迎えるお盆。一般化したのは江戸時代から

7月15日はお盆。お盆の行事は全国各地で行われるものですが、地域によって時期が違います。旧暦では7月15日でしたが、新暦の今は8月15日の月遅れのお盆が中心です。新暦から旧暦に変わるときに「月遅れ」のお盆となったためですが、東京や横浜などの都市部では7月というところが多くあります。また、沖縄や西南諸島では、旧暦7月15日を守っているので、毎年お盆の日が異なります。

お盆の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言います。ちょっと日本語らしくないのですが、それもそのはず、「盂蘭盆」はインドのサンスクリット語の「ウラバンナ」(逆さ吊り)、ペルシャ語の「ウラヴァン」(霊魂)からきた言葉だといわれています。また、お盆は供物を盛る器を表しているという説もあります。「逆さ吊りって何?」と気になった方はこちらをご覧ください。お盆の由来をご紹介しています。
【暮らしを彩る年中行事】お盆
https://www.i-nekko.jp/nenchugyoji/obon/obon/

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また、日本で最初にお盆を行ったのは推古天皇といわれ、1400年も前の飛鳥時代にさかのぼります。長い間、貴族や僧侶だけが行う特別な行事でしたが、江戸時代になって、ろうそくや提灯などが出回るようになり、一般の人にも定着していきました。
盆棚を飾り盆提灯に明かりを灯すと、なぜか夏休みを田舎で過ごした子どもの頃の感覚がよみがえります。曾祖父母や祖父母と過ごした遠い夏の日の匂いがするようです。

【暮らしを彩る年中行事】お盆
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【暮らしのまつり・遊び】盆踊り
https://www.i-nekko.jp/matsuri_asobi/matsuri_natsu/bonodori/

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