日々の便り

2020年07月26日

七十二候「土潤溽暑」。おうちで納涼、風情ある線香花火

七十二候では、7月27日から「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」になります。土がじっとりとして蒸し暑くなる頃。蒸し暑いことを「溽暑(じょくしょ)」といいます。まさに今の暑さを表していますね。

このジメジメした空気を吹き飛ばすかのような夏の風物詩といえば「花火」。今年は新型コロナウイルスの影響で、全国の花火大会も自粛となりました。
夜空に色とりどりの花を咲かせる花火は、昔から日本人に愛されてきました。暑い時期に涼しさを味わう「納涼」の意味のほかに、慰霊や悪疫退散の意味があります。

pixta_24795044_S.jpg

花火大会はしばらくお預けとなりましたが、家族で楽しむおもちゃ花火も楽しいもの。子どもたちにとっては、特にうれしい夏の遊びです。
浴衣姿で線香花火というのも風情がありますね。線香花火には私たちを惹きつけるはかない美しさがあります。線香花火が咲いてから散るまでの様子にも、「牡丹」「松葉」「柳」「散り菊」など風情たっぷりの呼び名がありますが、それぞれどんな様子を表しているのでしょうか?こちらでご紹介しています。
【暮らしのまつり・遊び】おもちゃ花火
https://www.i-nekko.jp/matsuri_asobi/matsuri_natsu/omocha-hanabi/

花火をするときは少人数で、近隣の方の迷惑にならないように、時間や場所を選んで、安全に楽しんでくださいね。

【季節のめぐりと暦】七十二候
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【暮らしのまつり・遊び】おもちゃ花火
https://www.i-nekko.jp/matsuri_asobi/matsuri_natsu/omocha-hanabi/

ページトップへ