日々の便り

2020年11月06日

二十四節気「立冬」。七十二候「山茶花開」は冬の花さざんか

11月8日は「立冬」。二十四節気のひとつで、暦の上ではこの日から立春の前日までが冬になります。長雨も上がり気持ちの良い秋晴れになったかと思うと、急に冷え込む日が増えてきました。先週、北海道では初雪の便りも聞かれました。

また、七十二候では「山茶始開(つばきはじめてひらく)」になります。「つばき」と読んでいますが、ツバキ科ツバキ属の山茶花(さざんか)の花が咲き始める頃という意味です。昔から椿と混同されがちですが、先駆けて咲くのは山茶花で、童謡「たき火」にも出てくる花です。

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この歌の中でも、北風が「ぴーぷー」吹いていて寒そうです。たき火に手をかざしてホッとする子供たちの顔が浮かんでくるようですね。冬の訪れを知らせる「木枯らし1号」は、西高東低の冬型の気圧配置になって初めて吹く、最大風速8メートル以上の北風です。東京地方と近畿地方で発表されていますが、期間が少し違い、東京地方は10月半ばから11月末までの間に吹く風、近畿地方は霜降(10月24日頃)~冬至(12月22日頃)までの間に吹く風としています。

2020年、東京地方では11月4日に「木枯らし1号」が吹きました。2018年、2019年は「木枯らし1号」が吹かなかったので、3年ぶりのことです。近畿地方では10月23日に前年と比べて12日早く「木枯らし1号」が吹いています。
乾燥する季節。お肌の乾燥対策もしておかないといけませんね。

【季節のめぐりと暦】二十四節気
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/
【季節のめぐりと暦】七十二候
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/

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