日々の便り

2021年01月04日

寒さが厳しくなる「小寒」。「寒中見舞い」はこの時期に

1月5日は二十四節気の「小寒」。池や川の氷も厚みを増し、寒さが厳しくなる頃です。
小寒と大寒を合わせたおよそ1か月を「寒中」「寒の内」といい、最も厳しい寒さが続く時期といわれています。

なお、小寒と大寒の間が「寒中見舞い」を出す時期とされています。「寒中見舞い」は寒さの厳しい折に、相手の健康を気遣う季節の便りです。年賀状の返礼が遅くなった場合や、喪中の方へのご挨拶にも「寒中見舞い」を送ると良いですね。立春(2月3日)を過ぎると「余寒見舞い」となりますので気をつけましょう。

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また、七十二候では「芹乃栄(せりすなわちさかう)」に入ります。芹が盛んに育つ頃という意味です。「せり」の語源には、一ヶ所に競い合って生えるので「競り」と呼ばれるようになったという説があります。
芹は春の七草のひとつで、独特の強い香りと歯ざわりに特徴があり、食欲が増進します。おひたしやごま和えがおすすめですが、茹ですぎると硬くなり、味が落ちてしまうので注意してください。

【季節のめぐりと暦】二十四節気
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/
【季節のめぐりと暦】七十二候
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/
【旬の味覚と行事食】七草粥
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