日々の便り

2021年04月28日

GWがスタート!百花の王、牡丹の咲き誇る頃

4月29日は「昭和の日」。祝日法により『激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす』という趣旨で「昭和の日」として2007年に制定されました。5月に入ればすぐに、5月3日「憲法記念日」、5月4日「みどりの日」、5月5日「こどもの日」と続きます。

ゴールデンウィークが始まりますが、ゴールデンウィークの言葉の由来をご存知ですか?ゴールデンウィーク(Golden Week)は和製英語ですが、この言葉が生まれたのは、実は映画業界からです。1948年に「国民の祝日に関する法律」が施行され、4月末~5月初めの連休がある1週間は映画館の入場者数が増加し、映画会社にとっては素晴らしい1週間になりました。そこで大日本映画製作株式会社(通称「大映」1942-2002)が放送業界用語の「ゴールデンタイム」(高視聴率をとれる時間帯)をヒントに「黄金週間」と命名。よりインパクトの強い「ゴールデンウィーク」となり、当初は映画業界で使われていた呼び名が一般にも広がったのです。

最近はDVDや有料放送などで映画を家で楽しむ方が増えています。今年も不要不急の外出は控えなければなりませんから、家でじっくり映画鑑賞するのも楽しいですね。

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また、七十二候では明日から「牡丹華(ぼたんはなさく)」になります。花々が咲き乱れるなか、「百花の王」といわれる牡丹の花が開花する頃。華やかなその姿で、美人の例えにもなっています。「立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉です。なぜ、この3つの花が選ばれたのでしょうか?その理由はこちらをご覧ください。

【暮らしの中の歳時記】美人を形容する言葉


【季節のめぐりと暦】七十二候
【暮らしを彩る年中行事】ゴールデンウィーク

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