日々の便り

2021年06月21日

夏本番の「夏至」。夏の風物詩「蚊取り線香」と「蚊やり器」

6月21日は二十四節気の「夏至」。「立夏」と「立秋」のちょうど真ん中で、一年でもっとも昼が長く夜が短い日です。太陽の通り道が地軸に対して90度で、北半球では正午の太陽がほぼ真上に近いところを通ります。
三重県二見浦では、5月頃から7月頃に、大小仲良く並んだ夫婦岩の間から朝日が昇ります。日本には夫婦岩がたくさんありますが、岩の間から朝日が昇るのは大変めずらしく、特に夏至の頃は、約200㎞先の富士山の背後より昇る日の出となることから、特別な光景です。

七十二候では「乃東枯(なつかれくさかるる)」の時期です。「乃東(だいとう)」というのは「夏枯草(なつかれくさ、かごそう)」、「うつぼ草」の異名で、冬至の頃に芽を出して、夏至の頃に紫色の花穂が黒ずみ、枯れたように見えます。この花穂は、昔から洋の東西を問わず生薬として利用されていたそうです。

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さて、暑い季節に一番悩まされる虫は蚊ではないでしょうか。先日、草むしり中に何か所も刺されてしまいました。昔、田畑で働く人々も蚊にはたいそう悩まされたことでしょう。

日本の夏の虫よけ対策といえば「蚊取り線香」が思い浮かびます。今は煙の出ない虫よけがたくさん開発されていますが、蚊取り線香の煙とともに漂う香りはどこか懐かしく、「日本の夏の風物詩」といえるでしょう。庭仕事、畑仕事はもちろん、バーベキューやキャンプなどの夏のアウトドアにもうってつけです。

また、蚊取り線香を焚く「蚊やり器」には、「蚊やり豚」のほかにもかわいいものやおしゃれなデザインのものがたくさんあり、夏のインテリアとしても素敵です。


【暮らしの知恵/暮らしの道具】蚊取り線香と蚊やり器

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【暮らしの知恵/暮らしの道具】蚊取り線香と蚊やり器


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