日々の便り

2021年11月03日

芸術にふれたい「文化の日」。秋の香り高い「新蕎麦」

11月3日は「文化の日」。日本国憲法が公布された日を記念し、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日として昭和23年に制定されました。今年も多くの美術館や博物館などが入場無料になります。予約が必要だったり、入場制限があったりしますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

さて、秋の新蕎麦の季節です。蕎麦は、夏と秋に収穫され、秋の新蕎麦を略して「秋新(あきしん)」と呼びます。蕎麦も実りの秋に収穫されたものが一番おいしいといわれ、蕎麦好きな人たちが心待ちにしています。南北に細長い日本列島では、新蕎麦の出回る時期にも幅がありますが、関東以西ではおいしい新蕎麦が食べられそうです。

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その蕎麦の味わい方ですが、蕎麦はもともと皿に盛り付けた「もり」蕎麦で、その後冷たいつゆをぶっかけた「かけ」が現れ、寒い時期には温めたつゆをかけるようになりました。やがて、蕎麦を盛り付ける器によって「ざる」と言ったり「せいろ」と言ったり、海苔がかかったりと様々に変化して、今ではお店によってもまちまちです。

【食の歳時記・旬の味】新蕎麦

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