1月25日から七十二候では「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」になります。沢に流れる水さえも凍る厳冬の時期ということで、その光景を想像するだけで震えてしまいますね。
沢の水どころか、滝まで凍ってしまうと「氷瀑(ひょうばく)」となります。滝によってさまざまな姿形が造り出され、氷瀑はまさに自然が作り出した氷の彫刻といえます。
池や河川も凍る寒い時期にも、その時期にしか楽しめないレジャーがあります。その一つが、ワカサギの穴釣りです。愛好者も多く、極寒の中での釣りを楽しむために、テントを張ったり、小屋を建てたり、様々な工夫がされています。釣りあげたワカサギは天ぷらなどにして食べるとおいしいもの。寒さの中にも様々な冬の楽しみ方がありますね。
さて、ワカサギは漢字で書くと、「鰙」「公魚」「若鷺」などいくつかの書き方があります。ワカサギという名前の由来にも諸説あり、地域によって別名もたくさんあります。それだけ、古くから各地で親しまれてきた魚ということでしょう。ワカサギの豆知識をこちらでご紹介しています。
【旬の味覚と行事食】冬 ワカサギ
【季節のめぐりと暦】七十二候
【旬の味覚と行事食】冬 ワカサギ
2023年01月25日