日々の便り

2023年08月08日

二十四節気「立秋」、七十二候「涼風至」でも残暑厳しく

8月8日は「立秋」。二十四節気のひとつで、この日から立冬の前日までが暦の上では秋となります。立秋以降の暑さを「残暑」といい、「暑中見舞い」も「残暑見舞い」に変わります。
そして七十二候では8日から「涼風至(すずかぜいたる)」に入ります。涼しい風が吹き始める頃という意味ですが、とにかく猛暑が続いているので全くピンときませんね。
本来であれば、朝晩吹く風に少しずつ涼しさが混じるのを感じ、空を見上げれば、うろこ雲や鰯雲が、移ろう季節を知らせてくれる頃。「暦の上ではもう秋か」と感慨にふけりたいところです。でも今は、夏バテ予防、熱中症予防もしっかりとして、体調管理に気をつけながら秋の兆しを待つばかりです。

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最近は、小型の手持ち扇風機で涼をとる人々をよく見かけますが、昔ながらのうちわで風を送って涼をとる姿もいいものです。イベントや街頭で広告宣伝用ツールとして配られることも多いうちわですが、最近はアイドルなどの「推し」を応援するグッズとしても活用されていますね。私たちに身近なうちわですが、歴史は古く、紀元前の古墳時代まで遡ることができます。意外と知らない「うちわ」の活躍ぶりをご紹介します。


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