日々の便り

2023年10月08日

二十四節気「寒露」。冬鳥が来訪する「鴻雁来」。スポーツの秋。

10月8日は二十四節気の「寒露(かんろ)」。草木に冷たい露が降りる頃という意味です。朝晩はひんやりと冷え込むようになってきましたね。
七十二候では「鴻雁来(こうがんきたる)」に入ります。4月10日頃の「鴻雁北(こうがんかえる)」と対になり、北の方から雁が再び渡ってくる頃です。

春から夏にかけて日本で過ごすツバメなどの夏鳥たちが南に帰っていくと、北の空から雁などの「冬鳥」たちが渡ってきます。
厳しい寒さを逃れて秋から冬に海を越えて渡ってくる渡り鳥を「冬鳥」といい、日本で見られる冬鳥は雁の他、ハクチョウ、ツル、カモ、ツグミなどがいます。冬鳥は、アラスカ、シベリア、カムチャッカなどで、短い夏の間に卵を産み、子育てをします。そして餌場が雪や氷で閉ざされる頃、冬でも餌の多い南へ向かって渡ってきます。「雁行」とも呼ばれる雁などのV字飛行は有名ですね。V字になって飛ぶことで、前方の鳥の作る気流に乗ることができ、効率よく飛び続けることができるのだそうです。

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そして、明日は「スポーツの日」で国民の祝日です。2020年から「体育の日」が「スポーツの日」に改称されました。「体育の日」は、1964年に日本で初めて開催された東京五輪を記念して1966年に制定されました。もともとは開会式があった10月10日でしたが、2000年からハッピーマンデー制度によって、10月の第2月曜日になりました。
「スポーツの日」には、各地でスポーツイベントも盛んに行われます。運動会というところも多いでしょう。気持ち良く体を動かして、清々しい1日にしたいですね。

【季節のめぐりと暦】二十四節気
【季節のめぐりと暦】七十二候

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