日々の便り

2024年01月25日

七十二候「水沢腹堅」。冬の庭に彩りの「南天」

1月25日から七十二候では「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」になります。沢に流れる水さえも凍る厳冬の時期ということで、その光景を想像するだけで震えてしまいますね。
沢の水どころか滝まで凍ってしまうと「氷瀑(ひょうばく)」となります。滝によってさまざまな姿形が造り出され、氷瀑はまさに自然が作り出した氷の彫刻といえます。

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さて、彩りの少ない冬の庭に、南天の赤い実が鮮やかの映える頃です。南天は「難を転じる」縁起の良い植物として、古くから庭木や盆栽、正月用の生け花などにも利用されてきました。
よく見てみれば、我が家の門の横にある木も南天のようです。手入れが悪いせいか、数年前に私が切ってしまったせいか、あまり実をつけなかったので南天とは気づかずにいました。また、庭にある赤い実のなる木を南天かと思っていましたが、どうやらそれは、千両のようでした。

冬に赤い実をつける木はいろいろありますね。中でも南天は、観賞用だけでなく、様々な効用があり、古くから私たちの身近で活用されてきました。南天にはどのような特徴があるのか、冬に赤い実をつける木々の見分け方など、こちらをご覧ください。
【暮らしのまつり・遊び】冬/南天


【季節のめぐりと暦】七十二候
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