日々の便り

2024年09月16日

健康寿命を延ばして迎えたい「敬老の日」

9月の第3月曜日は「敬老の日」。長年社会のために働いてきたお年寄りを敬い、長寿を祝う国民の祝日です。人生の大先輩に、労りや感謝の気持ちを伝えたいですね。

202409_keirounohi_pixta_40353407_S.jpg

今や日本は世界屈指の長寿国ですが、長生きすれば良いというものではなく「健康で長生き」であることが重要視されています。そこで注目されているのが、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を示す「健康寿命」です。
日本の「平均寿命」は、厚生労働省・令和5年簡易生命表によると、男性は81.09歳、女性は87.14歳。「健康寿命」は、2019(令和元)年時点で男性が72.68年、女性が75.38年となっています。
調査年は違いますが、単純計算でこの差が小さいほど、元気でいられたということです。
今や日本は世界屈指の長寿国!元気で長生きしてほしいですね。

また、長寿を祝福すると周囲の者も長寿にあやかれるとか。お祝いの品に悩んでいたら、古くからめでたいとされる長寿にあやかった贈り物はいかがでしょう。
桑は長寿の木といわれ、古くから桑の葉は薬草とされてきました。それにあやかり、桑の木でできた器や箸を使うと長生きできるという言い伝えがあります。
また、「酒は百薬の長」とよくいわれますが、日本酒には「鶴」「菊」「千歳」など、長寿にまつわる字のつく銘柄が多くあります。程よい晩酌でリラックスしてもらうのもいいですね。
元気なおじいちゃん・おばあちゃんには、お洒落なウォーキングシューズ、ウエアのセットなど、ますます元気で!の気持ちを込めて贈ってみてはいかがでしょう。


【季節のめぐりと暦】七十二候
【暮らしを彩る年中行事】敬老の日

ページトップへ