日々の便り

2024年09月28日

虫たちが冬支度「蟄虫坏戸」。すだちとかぼすの違いは?

今日から七十二候では「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」です。
虫たちが土にもぐり、入口の戸をふさぐ頃という意味で、冬ごもりの支度をする時期です。戸をふさいで隠れてしまった虫たちは、来年の春、啓蟄(けいちつ)の頃までお休みします。

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秋の味覚、サンマの塩焼きに必ずといってよいほど添えられる青くて小さな「すだち」。青魚や大根おろしのにおいに負けない強い香りと、さわやかな酸味で、脂ののったサンマのおいしさが引き立ちますね。
同じような柑橘類に「かぼす」があります。すだちもかぼすも通年出回っていますが、本来の旬は8月から10月。同じころに出回っているので「どっちがすだち?かぼす?」と悩むこともあるかもしれません。すだちとかぼすの見分け方をご紹介します。

両方とも濃い緑色で表面がつやつやしていますが、わかりやすいのはサイズの違い。すだちはゴルフボールくらい、かぼすはテニスボールくらいの大きさです。
中の果肉は、すだちは緑がかった黄色で、かぼすは赤みのある黄色をしています。
そして、大きさや色の他にも、味や香り、産地など様々な違いがあり、秋の味覚を引き立てるだけでなく、健康にも良いとされています。詳しくはこちらをご覧ください。
【旬の味覚と行事食】すだちとかぼす


【季節のめぐりと暦】七十二候
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