店先に柿がたくさん並ぶ季節です。「柿が赤くなれば、医者が青くなる」ということわざもあるほど、柿はビタミンやミネラルなどの栄養が豊富な果物です。特に豊富なのがビタミンCやβカロテンで、疲労回復や風邪予防にも良さそうです。そのまま食べるだけでなく、料理にもよく使われる柿。定番やお勧めのレシピをご紹介します。とても簡単なレシピばかりですので、材料の分量はお好みでどうぞ!
■柿のなます
にんじんと大根で作る紅白なますは定番ですが、柿のなますもさっぱりとした秋の味覚です。大根の他に、かぶと合わせても食感が似ていておいしいです。
●材料(分量はお好みで)
柿、大根、三杯酢または甘酢
●作り方
①大根は4~5cm長さの千切りにして、塩少々でもみ、少しおいてしんなりとしたら水気を固く絞る。
②柿は皮をむき、千切りにする。
③①と②を三杯酢または甘酢で和えたらでき上がり。
※かぶと合わせるときは、切り方をくし切りにします。かぶは塩でもむ必要はありません。
■柿&スモークサーモン
柿は意外に塩味のものとよく合います。スモークサーモンの他に生ハムで巻いてもおいしいです。ちょっと洒落た前菜に。ワインともよく合います。
●材料(分量はお好みで)
柿、スモークサーモン、オリーブオイル
●作り方
柿の皮をむき、くし形に切ってスモークサーモンを巻くだけ。オリーブオイルをかけるとまた風味が増します。お好みで塩・コショウなどしてください。
生ハムも同様にお試しください!
カマンベールやモッツァレラチーズなどを添えておもてなし料理にもピッタリです。
■柿のサワークリーム和え
柿は普通に食べてもおいしいデザートになりますが、ちょっと一工夫でひと味違った洋風デザートに!
●材料(分量はお好みで)
柿、サワークリーム、レーズン
●作り方
レーズンは固いものは、あらかじめ水に浸してやわらかくしておきます。(ラム酒やワインにつけるとお酒の風味で大人の味わいになります)
柿をくし形に切り、やわらくなったレーズンとともにサワークリームで和えます。
柿の食感、レーズンの甘み、サワークリームの爽やかな酸味がクリーミーにまとまっておすすめの一品です。
柿は意外と、クリームチーズ、ゴルゴンゾーラ、マスカルポーネなどとも相性が良いので、チーズをトッピングしてワインのおつまみにしても良いですね。
熟しすぎて実が崩れてきたときは、トロトロの実とたっぷりの果汁ごとヨーグルトに入れて柿ヨーグルトもおすすめです。
いろいろな料理に活用して毎日おいしく食べたいですね!
2018年10月16日