梅雨に入ってまもなく、赤じその葉がスーパーや八百屋さんに出回ります。
しそは「紫蘇」と書くとおり、本来は赤じそで青じそはその変種です。赤じそは6月から7月の梅雨時だけのもので、梅干しを漬けるのに使いますが、葉を煮だしてしそジュースにするのもおすすめです。
しそジュースの作り方
【材料】(2リットル分)
赤じその葉...100g
水...2L
砂糖...200~300g
酢またはクエン酸...15~25g
殺菌した密閉容器
【作り方】
①赤じその葉は水でよく洗う。
②大鍋に水を沸かし、沸騰したら赤じその葉を入れ、5~10分ほど中火で煮る。
③砂糖を加え、溶けたら火を止め、葉は取り出す。
※葉は色が抜けて緑色になりますが、捨てずに刻んで山椒やちりめんといっしょに佃煮にするのもおすすめです。
④しそのエキスが溶け出た③に酢(クエン酸)を加える。
⑤冷めたらザルでこし、殺菌した密閉容器に移し、日付ラベルを貼って冷蔵庫へ。
※1週間以内を目安に飲み切るようにしましょう。
酢を加えると、赤ワインのようなキレイな赤い色に変わります。
氷水や炭酸水などで割って、レモンやライムを添えてさわやかな夏のドリンクにいかがでしょう。牛乳に入れても意外においしく飲めます。
大人向けには焼酎やジン、ウォッカなどを加えてカクテルにしてもおしゃれです。
しそにはビタミン、カロチン、鉄分が豊富。昔から民間薬として使われ、下痢や貧血、疲労回復によいとされてきました。おいしく飲んで、梅雨の季節も元気に過ごしたいものです。