立夏 5月6日ごろ

二十四節気のひとつで、暦の上ではこの日から立秋の前日までが夏になります。
また、このころはゴールデンウィークの時期。レジャーに出かけるにも、よい気候ですね。

いまも残るお田植え神事

旧暦では6月に当たっていたため、梅雨入り前に豊作を願う祭りが多く行われており、いまでも全国各地でお田植え神事が行われています。田植えの神様は男性なので、女性が主役の祭りが多いのが特徴です。

昔は、稲を田んぼに植え付けるのは女性の仕事でした。今はほとんど機械化されていますが、当時の神聖な行事を後世に残すため、そして豊作を祈るため、各地で神事が行われています。天候を占ったり、田楽(でんがく)※を舞ったり、お田植えの神事は郷土色豊かです。
また、お田植え神事は端午の節供と深い関係があります。 → 端午の節供

※田楽は、田植えのときに笛や太鼓を鳴らして歌い踊った芸能。平安時代にはじまりました。

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