私たちの暮らしは、様々な年中行事で彩られています。年中行事には、お正月や五節供のように貴族や武家の儀式からきているものや、節分や彼岸のように暮らしに深くかかわる雑節から生まれたものなどがありますが、いずれも文化や季節感を大切にし、行事を通じて日本の心が養われるものばかりです。
こうした日を「ハレ」(非日常)と呼び「ケ」(日常)と区別しますが、「ハレ」の日を過ごすことで心身に潤いを与えて「ケ枯れ」を防ぎ、明日への活力にしてきたのです。
※詳しくはこちらをご覧ください。 → ハレとケ
また、ひとつひとつの行事には深い意味が込められています。毎年同じ時に同じような経験を重ね、他の人と共有できる体験をして、自分をとりまく様々な物事に気づくことで、心豊かに過ごせるはず。暮らしを彩る年中行事は、人生を彩る行事でもあるのです。
- ・お正月
- お正月の由来
- 新年を迎える準備
- お正月の食べもの
- お正月の風物
- ・五節供
- 人日(じんじつ):1月7日 七草の節供
- 上巳(じょうし):3月3日 桃の節供
- 端午(たんご):5月5日 菖蒲の節供
- 七夕(たなばた):7月7日 笹の節供
- 重陽(ちょうよう):9月9日 菊の節供
※二十四節気に基づく行事(冬至など)について詳しくはこちらをご覧ください。 → 二十四節気
※雑節に基づく行事(節分、彼岸、土用など)について詳しくはこちらをご覧ください。 → 雑節
※暮らしのまつり(夏まつり、紅葉狩り、酉の市など)について詳しくはこちらをご覧ください。 → 暮らしのまつり・遊び
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